ヨットの用語は、殆どが英語から来ています。
名称と役割を覚えましょう

ヨットの各部の名称
ヨット各部の名称

艇の左舷を"ポート", 右舷を"スターボード"と言います。
艇の前を"バウ", 後方を"スターン"と言います。
艇がポンツーン(桟橋)に接岸するとき、「アスターン!、アスターン!」と叫んでいたら、
[艇をバック!]ということです。
方向

     ファーラーは、ジブセールを巻き取って収納するシステムです。
ファーリングラインを緩めるとセールが開き、引くとドラムが回転してセールを巻き取ります。
ファーラー

       マストヘッドには、航海灯、風向風速計、VHFアンテナ、風見などを取り付けてあります。
ステンレス製ワイヤのステイをトップに固定します。また、ジブやメイン・セイルを引き上げるハリヤードが
マストヘッド内にあるプーリーを通過して、マストの中を通りマスト下部から出ています。
マストヘッド

      セイルに関係する部位の名称。  
セイルリグ

     メインセイル各部の名称。セイルがカーブしている事が重要で、セイルの弧の深さをドラフト(深さ)といいます。
ドラフトが最大となる位置は、弧の全体に対してラフから40%が最適とされています。
ドラフトはセイルのクルーをスターン方向に引く、アウトホールのラインで調整します。
  メインセイル

ブームの位置を調整するのが、メイン・シートです。大きな力がかかるので、ブロック(滑車)が上下にあり、
下部はトレベラーに接続され、トラベラー上の滑車が左右に移動できるようになっています。
メインシート

風が強いとき、メイン・セイルの面積を縮小することをリーフィング(縮帆)と言います。
リーフィングの代表的な構造を示しています。
メインハリヤードを緩め、セイルを下げ、グーズネック付近にある留め具にセールのリングを引っかけ、
リーフラインを引くとリーフィング・クリンジとブームが密着します。最後にメインハリヤードを引いて固定します。
リーフィング・ポイントの穴にロープを通して、セイルを縛っておきます。
リーフィング

追い風で風下へ向かう場合にスピンネーカーという特別なセイルを用いることがあります。
spinnaker words

スピンネーカーを張る場合にスピンポールという棒状の用具を使います。
ポールの先端:トリッピングラインを引き、ジョーを開いて、ガイ(ロープ)を通す。
spinnaker words

マスト側のリングにジョーを引っ掛けて固定する。
spinnaker words

ガイ(guy)という名称について: もともとは、オランダの帆船用語でセイルをしぼる「しぼり綱」の発音から
使われたという説があります。
追い風用のスピンネーカーのセールの形をしぼる(ポールエンドをスターン方向に
引く)ロープをガイといいます。

ヨットのロープ類で、セールを引き上げるものは、ハリヤード(メインハリヤード、ジブハリヤード、スピンハリヤード)
といい、セールの広がりを調整するものは、シート(メインシート、ジブシート、スピンシート)といいます。
このように、ロープの役割ごとに名称をつけることで、クルーに司令が出たときに間違いなくセールを コントロールできるのです。